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2019/8/11

Column

どの法座がオススメ?【後編】

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それでは「どの法座がオススメ?」【前編】にひきつづき、【後編】を以下の通りまとめてみました。
 
①毎月第一土曜日の聖典講座


「聖典講座」という名称は、非常にハードルの高そうな法座と思われているようです。実際、「聖典」というのは浄土真宗の教義が顕される膨大な数の経典などを示していますので、その「講座」となると勉強会的要素が強いものとイメージされて当然でしょう。
確かに名称の通り、住職と前住職の2人が講師となって経典を読み進めていますが、堅苦しいイメージ云々よりも、聖典講座で注目してほしいのは前住職です。
特に初めてお参りしようという方には、聖典講座での前住職の法話を私は薦めたいです。仏法とは、救いとは、自分とは何かを、一度、前住職のお取次ぎを通してお聞きになってみてください。
      
報恩講法要


そしてもう一つは、照恩寺の報恩講法要です。年に一度しかないので、お参りするタイミングは難しいかと思いますが、ぜひ一度ご縁に預かっていただきたい法座です。
報恩講は、浄土真宗にとって最大であり最高の法要だからという意味もありますが、もう一つはご講師の素晴らしさです。間違いなく真宗史に名を残すであろうお方、徳永一道和上がお取次ぎくださいます。
関東においては、まずお会いすることは難しいと思いますので、そういった意味で非常に貴重な法座となるのではないでしょうか。
 
元旦会、彼岸会


最後に、元旦会は1月1日に行われる法座です。これは日ごろお参りくださる方との懇親会が中心です。そして、春季彼岸会、秋季彼岸会は季節の法座として春分・秋分の日によって毎年日にちが変動する法座です。こちらのご講師も住職・前住職選定による法座として勤められています。
 
以上2回にわたって、「どの法座がオススメ?」ということで照恩寺の法座をまとめてみました。「あえて申し上げるとするならば」というお話ですので、繰り返すようですが、法座に優劣があるわけではありません。

つまり、堅苦しい法座名称など気にせず、皆様がお参りしたいタイミングでお参りしてくださる、それが今回の記事で一番伝えたかったことだと思います(笑)。いつも乱文にお付き合いくださり有難うございました。

なお、年間法座のご案内はコチラをご覧ください。
 
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