照恩寺住職によるブログてらすブログ

またお一人、武蔵野美術大学に籍を置く瀧嶋三稀さんという方とのご縁をいただきました。

来年、成人式に出席するという瀧嶋さん。二十歳を迎える女の子の作品とは思えない迫力ある油画を描いておられます。その一つが上記の作品ですが、鏡に映る自身を描いているのは、全く違う人だという何とも意味深な作品、非常に興味深いです。しかも、この画力といっていいのでしょうか、描画力に見入ってしまいます。その他の作品も、芸術祭で拝見させていただきましたが、その場においては圧倒的な存在感を放っていました。
 
その反面、作風から想像できないぐらい親しみやすいご性格は、誰しもが好感を持ってしまいそうです。そんな瀧嶋さんも2019年内を目途に、当寺のアートプロジェクトに参加してくださるとのこと！どういった展示会になるか、またひとつ来年の楽しみが増えました。

ちなみに上記の作品は、学内の進級制作展で諏訪敦賞を受賞されたそうです。大変素晴らしいことですが、個人的に驚いてしまったのは諏訪敦さんが武蔵野美大の先生だということです。今を時めく人気アーティストさんが講師でいらっしゃるとは、さすが武蔵野美大です。
  
瀧嶋さんの、その他の作品をご覧になりたいという方は、ぜひホームページへ！