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照恩寺住職によるブログてらすブログ

2017/3/23

Art

仏法とアート

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普段の生活において、ものの見方が変わることで、ハッと世界が開ける瞬間があります。

仏法(仏教)を聞くというのは、ものの見方が変わると言われます。同様に、アートに触れるというのも、ものの見方が変わると私は思います。

また、西本願寺の前住職さまのお言葉に
「人間は、芸術や文化を楽しむといった精神的な欲望を持ち合わせています。こちらの欲望は資源消費が少なく、世の中に対する弊害もあまりありません。物質的な欲望はほどほどで満足し、芸術・文化の精神的な欲望へ方向転換していくのが、現代人の生き方としてふさわしいと思います。」『人生は価値ある一瞬』より
 とございます。

現代、特に先進国、新興国においては物質的欲望を際限なく追及してきました。一度落ち着いて物質的欲望から精神的欲望へ、ものの見方を変えてみてはいかがでしょうか。さらに自身の世界が広がりをもつことでしょう。

様々なアーティストが創造する、ものの見方。
仏法という2500年以上語り継がれる、ものの見方。
その両方が共存する空間を照恩寺は提案していきたいと思っています。

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