照恩寺住職によるブログてらすブログ

これからの季節、浄土真宗最大にして最重要の法要、「報恩講法要」が日本各地のお寺にて勤められます。もちろん当山照恩寺においても最大、最重要法要として勤められるわけですが、ご案内が出来ておりませんでした今年の日時が決定しました！

今年は11月11日（土）10：00～15：45頃まで１日間で勤修いたします。

報恩講といいますのは、宗祖親鸞聖人の御恩を偲び、そのご苦労を通じて、あらためて仏法、阿弥陀さまのお慈悲を深く味わわせていただく法要です。と説明したところで、初めて聞いた人にとっては「何のことやら」であります。ですから、照恩寺においての報恩講、２つのアピールポイントだけご説明ご紹介しておきます。

まず一つ目は、何と言いましても今年も、京都ご本山より徳永一道勧学和上がお越しくださり、ご法話お取次ぎくださることです。浄土真宗の僧侶には戒律や修行がありませんが、その代わりに宗学の研鑽が課せられています。その中で特に研鑽を積んでおられる僧侶を学僧といいます。その学僧の頂点に立つお方が、このたびお越しくださる徳永一道勧学和上です。「勧学」というのは、その学僧に与えられる最高の位です。和上というのは、最高の位を有する学僧に与えられる尊称であります。関東においては、まずお会いすることは難しいお方が、当山報恩講へお越し下さいます。

そして、もう一つは『アジア・コレギウム・ムジクム』といわれる楽団がお越しくださり、バロック音楽を演奏くださいます。こちらも非常に貴重な音色でありまして、古楽器による演奏は必聴でありましょう。

以上２つのアピールポイントいかがですか。少しは照恩寺にお参りしてみようと思いましたでしょうか。少しでも関心があるようでしたら是非お参りになってみてください。なお、日程は以下の通りとなっております。途中からお越しくださっても大丈夫ですので、お気軽にお参りになってみてください。
09：30　　記帳受付開始
10：00　　日中法要（午前のおつとめ）
11：00頃　『アジア・コレギウム・ムジクム』楽団による演奏
12：00頃　お斎（昼食）
13：00　　逮夜法要（午後のおつとめ）
14：00頃　ご法話（講師：徳永一道勧学和上）
14：40頃　休憩
15：00頃　ご法話（講師：徳永一道勧学和上）
15：45頃　法要終了