2025/8/26
Art
本のあとがきに、エッセイとノンフィクションの違いについて記述があった。これまで深く考えたことがなかったが、両者の差とはなんだろうか。
わたしは物語や詩やエッセイから沢山のものを受け取って、自作もそういったものになればよいと考えていたが、「どのように作るか」「どのように自立させるか」といった、作品を取り巻く環境、制作手段、材料調達、物理的構造のことばかり考えている私の制作は、むしろノンフィクションという言葉がふさわしいように感じた。
ただの言葉の違いだが、言葉にしか解けない問いがある。
彫刻を選んだ限り、どこにいようとわたしには制作がある。それはやらねばならぬことでも、得意なことでもなく、勝手にそこにある。
それらの話をよく聞くことがわたしの仕事だ。
對木 裕里| TSUIKI Yuri
1987 神奈川県生まれ
2009 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科 卒業
2011 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程 修了
東京都在住
・主な個展
2024 「日々の水やり」板室温泉大黒屋(栃木)
2022 「ONE」HOMEPICNIC STOREHOUSE (滋賀)
「Shells|NADiff Window Gallery Vol.80」NADiff a/p/a/r/t(東京)
2021 「ばらばらの速度|あざみ野コンテンポラリー Vol.12」横浜市民ギャラリーあざみ野(神奈川)
「てのたび では いっておいで|オープンシアター2021」神奈川県民ホール(神奈川)
「みぞおちの石」ギャラリーNEW新九郎(神奈川)
2020 「VOIDはひとつのMASSになる」Void a part(滋賀)
2019 「玉と敷物」switch point(東京)
2017 「對木裕里展」板室温泉大黒屋(栃木)
「ざらざら」gFAL 武蔵野美術大学(東京)
2015 「左みずうみ」alainistheonlyone(東京)
2014 「分け入って、分け入って」古書まどそら堂(東京)
・近年のグループ展
2024 「Fill&Light」師岡製作所(埼玉)
「The Narrative Garden」照恩寺(東京)
「Torio Exhibition」ギャラリーNEW新九郎(神奈川)
2023 「窓の来し方、空間の行方」ART DYNE(東京)
2021 「Playground | プレイグラウンド」亀戸アートセンター(東京)
「憑依する作法」小金井アートスポットシャトー2F(東京)
「トゥーマッチな風呂敷」second.2(東京)
2020 「怪作展」ギャラリーNEW新九郎(神奈川)
「a triangular pyramid」MEDIA SHOP gallery2(京都)
2019 「zine vorstellung#1」polygue(ドイツ)
「東風」武蔵野美大FAL/東京造形大CSギャラリー(東京)など多数
・展示名:對木裕里「ノンフィクション」
・期 日:2025年9月14日(日)~2025年10月27日(月)
・縁側deトーキング
10月19日(日)15:00~(對木裕里参加予定)