2025/6/6
Art
アートプロジェクトvol.57は、様々な分野の人たちが集い創造する「ICHIGIKU」(松広航・谷裕介・神山朝人・際恵理)さんによる展示です。
以前同様、今展示も大変興味深い内容となっております。以下のメッセージをご覧頂き是非お参りになってみてください。
人々は、丁寧にアイロンをかけたシャツに袖を通し、美容整形によってつややかな肌を保とうとする。
けれども、そうした「皺のなさ」こそが、本当に望ましいことなのだろうか。
動作のたびに生まれる衣服の皺、
歳月とともに刻まれていく肌の皺、
ふとした日常のなかでできた紙の皺、
それらはすべて、人や物が過ごしてきた時間の証であり、むしろ価値あるものではないだろうか。
「ICHIGIKU」(松広航・谷裕介・神山朝人・際恵理)――――――――
ICHIGIKUはエンジニア、俳優、アーティストが集結した「個の意義と社会をつなぐスタイリスト 集団」です。 不易流行を大切にし、さまざま な人間社会のシーンにおいて、新たな軸(GIKU)を提案することを目指しています。
松広航
エンジニア・研究者・起業家。専門はロボット工学、博士(工学)。宇宙をはじめとした科学技術の発展に向けて、科学技 術の発信、社会実装や人材育成のための仕組みづくりに取り組む。
谷裕介
俳優・モデル・ファッションプランナー
個人制作を「分離派」と称し、写真や演劇、オブジェへのペイントなど、分野を横断する制作を続けている。分かたれたものにあえて触れ、「独り」であることを見つめるための装置を表現する。
神山朝人
ロンドン芸術大学にて彫金を学び首席卒業。美学校。現代クラフトという形で日常的にそばにある物から、いつもとは少し違った方向へ考えを巡らせることが出来るような作品を創作していく。
際恵理
アーティスト。富山県生まれ。
「心の中にいる小さな子」をモチーフに描く。
幼少期の体験やアニメからインスピレーションを受け作品を制作。
感情を色に置き換えた自身のカラーチャートにより色彩構成する。
「小さな子」は、誰の中にもいる繊細な部分や、ありのままで素直な部分を肯定した存在。
●期 日:2025年6月6日(金)~ 2025年6月30日(月)
●会 場:照恩寺(東京都小平市美園町3-23-20)
●お休み:毎週火曜・水曜、6/7(土)、6/13(金)、6/28(土)
●開催時間:13:00~18:00
●入場料:無料
●備 考:駐車スペース5台まで
●対話の会(要予約):
6月22日(日) 15:00 -17:00 「変わりゆくものと、話をする」
住職 + ICHIGIKU + 来訪者
※予約方法:
照恩寺TEL042-341-2935までお申し込みください。
(お名前と人数をお知らせください)
人数に達し次第締め切らせていただきます。